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軽度発達障害フォーラム
視覚と学習障害

  商品紹介
エンジョイジオボード
 制作: 大阪医科大学LDセンター    奥村 智人
 開発・販売:理学館



視知覚検査

■ フロスティッグ視知覚発達検査

    幼児、児童を対象とした視知覚能力の検査としては、フロスティッグ視知覚発達検査がよく用いられます。この検査を用いると、
 1. 視覚と運動の協応
 2. 図形と素地
 3. 形の恒常性
 4. 空間における位置
 5. 空間関係
の能力を測定することができます。 
 その他、ベンダー・ゲシュタルト・テスト、VPTA(Visual Perception Test for Agnosia)、TVPS-R(Test of Visual-Perceptual Skills (non-motor) - Revised) などが用いられることもあります。
 これらの検査は、子どもの発達に関わる専門機関や医療機関で受けることができます。

 また、「エンジョイジオボード」を開発した当社は、発達障害をもつ児童のための視知覚スクリーニング検査を開発しています。(販売日未定)

■ 視知覚能力の簡単なチェック

 ここでは、ジオボードのドットを利用した簡単な視知覚のチェックを紹介します。
  1. まずはジオボードチェックシートをクリックして、印刷してください。
  2. 対象とする児童に鉛筆とシートBを渡してください。
  3. シートAを呈示して、同じ図形をシートBに書くように教示します。
  4. 書き終わったら終了です。
 評価のポイントは2つあります。
  • 形がしっかりとれていますか ・・・ 呈示図形と描かれた図形は同じものですか。傾いた長方形は正しく描かれていますか。
  • 書き方はどうでしたか ・・・ 形をまとまりをして捕らえている場合は、画数が少なくなります。
 実際に子どもたちが書いているのを見ていると、大人にとってはなにげないことでも、子どもたちにとっては難しいことがあるのに気付きます。この課題がうまくできなかったといっても特に問題があるわけではありません。ただ、この課題がいともたやすくできるようでしたら、「エンジョイジオボード」を用いた視知覚訓練は簡単すぎて退屈なものと思われます。


 


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